落語家・古今亭志ん橋さんが大腸がんで死去 79歳 1月5日の寄席出演が最後に

落語家の古今亭志ん橋さん(ここんてい・しんきょう、本名=小椋幸彦)が8日午前5時43分、大腸がんのため死去した。79歳だった。所属する落語協会が同日、発表した。1月5日の浅草演芸ホールでの高座が、最後の寄席となった。

志ん橋さんは1969年1月(昭和44)、古今亭志ん朝に入門。72年10月に前座となり、古今亭志ん太を名乗った。75年5月に二ツ目、82年12月に真打に昇進し、六代目古今亭志ん橋を襲名した。

はげ頭が特徴で、時代劇や映画にも出演した。通夜は15日、葬儀・告別式は16日に都内で行われ、喪主は妻の小椋和子さんが務める。

(よろず~ニュース編集部)

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