パリス・ヒルトン、回顧録のドラマ化決定 “お騒がせセレブ”の激しい葛藤、赤裸々に

パリス・ヒルトン(42)の人生がドラマ化されることになった。制作会社A24がパリスの回顧録をドラマにする見込みで、すでに6桁(ドル)の契約金で合意。『エンターテインメント・トゥナイト』によるとパリス本人が何らかの形で関わる予定だという。

今年3月に出版された本人による回顧録『パリス:ザ・メモワール』には2000年代前半にスターダムにのし上がってからの個人的な葛藤が描かれていた。

パリスは以前、同書が自分に対する世間の認識を変える助けになったとインディペンデント紙に告白。さらに10代の頃、自身を守るためにバービーのようなキャラクターを作り出したとして、「すごく苦しくて、バービー人形のような空想の人生を作り出した」「自分を守るための仮面をかぶったキャラクターだった」と明かしていた。

そして、このキャラクターに「しわがれた魅力的な声」を採用したのは、ヒルトン家の相続人という地位から自身を遠ざけるためのものだったという。「私の家族はいつも私がきちんとしていて、型にはまった存在であることを望んでいた。でも、私はヒルトンホテルの孫娘として知られたくなかったの。他の誰かとして知られたかった」

パリスはまた、同書の執筆について「これは私の人生で最も癒やされた経験となった」「自分が我慢して、忘れようとした多くの感情や経験を、全部書いて外に出すことで、すごく素晴らしい気持ちになった」と『エンターテインメント・トゥナイト』で語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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