【京都大賞典】池添謙「調教の動きが直結するタイプの馬」プラダリアが重賞2勝目

10月9日、京都競馬場で行われたG2・京都大賞典は、ディープインパクト産駒のプラダリアが2022年青葉賞以来の重賞2勝目をマークした。1番人気のディープボンドは3着、2番人気のブローザホーンは最後の直線で競走中止に終わっている。

京都大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 プラダリア
池添謙一騎手
「調教の動きがレースに直結するタイプの馬で、今週の調教もすごく良かったですし、返し馬の感じもすごくいいフットワークでした。状態いいなと感じたので自信を持って乗りました。スタートも普通に切ってくれたんですけど、開幕週なので良いところを取りたいなと思ってたんですけど、ハナを切った馬の後ろで良い形で走ってくれてましたし、すごくリズム良く行けていたと思います。内からボッケリーニを締め切りたかったんですけど、向こうの方が手応えがその時は良かったので、ちょっと押し込められる形で開いてしまったのですが、その後はまた差し返してくれて根性あるところを見せてくれたと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

9日、京都競馬場で行われた11R・京都大賞典(G2・3歳上オープン・芝2400m)は、池添謙一騎乗の5番人気、プラダリア(牡4・栗東・池添学)が勝利した。クビ差の2着に3番人気のボッケリーニ(牡7・栗東・池江泰寿)、3着に1番人気のディープボンド(牡6・栗東・大久保龍志)が入った。勝ちタイムは2:25.3(重)。

2番人気で菅原明良騎乗、ブローザホーン(牡4・美浦・中野栄治)は、競走中止となっている。

ゴール前の追い比べを制する

池添謙一騎乗の5番人気、プラダリアが嬉しい重賞2勝目を飾った。直線の攻防は見どころ十分だった。抜け出しを図るプラダリア、内から猛追するボッケリーニ、馬体をぶつけ合いながらの展開となった。互いに譲らぬ追い比べは、最後にグイッと前に出たプラダリアに軍配が上がった。また、2番人気に支持されたブローザホーンは、最後の直線で競走中止となっている。

プラダリア 13戦3勝
(牡4・栗東・池添学)
父:ディープインパクト
母:シャッセロール
母父:クロフネ
馬主:名古屋友豊
生産者:オリエント牧場

【全着順】
1着 プラダリア 池添謙一
2着 ボッケリーニ 浜中俊
3着 ディープボンド 和田竜二
4着 ヒンドゥタイムズ 団野大成
5着 アフリカンゴールド 国分恭介
6着 マイネルウィルトス M.デムーロ
7着 ヴェラアズール 松山弘平
8着 ビッグリボン 西村淳也
9着 ヒートオンビート 川田将雅
10着 ウインマイティー 松若風馬
11着 アイアンバローズ 北村友一
12着 インプレス 藤岡佑介
13着 ゼーゲン 藤岡康太
競走中止 ブローザホーン

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