10月9日、盛岡競馬場で行われた交流G1・マイルチャンピオンシップ南部杯は、断然の1番人気に支持されたレモンポップが快勝。休養明け初戦を制した。直線では完全な一人旅で、2着以下に大差圧勝。得意の左回りワンターンでライバルを圧倒した。
1着 レモンポップ
坂井瑠星騎手
「最高に嬉しいです。栗東に滞在していた時に調教に乗せていただいて、だいぶ良くなっているなとは感じていました。返し馬でもフェブラリーステークスを勝った時と同じような雰囲気で状態はすごく良かったと思います。特にプランは決めていなくて、馬のリズムで運べたらなというのが逃げる形でした。強いというのはわかっていたので、レモンポップと一緒にレースを楽しんでいました。手応えはずっとよかったですし、4コーナー手前で仕掛けた時の反応が素晴らしかったので、これなら負けないなという手応えでした。ターフビジョンを見て差を確認していましたが、だいぶ離しているなと思いましたが、最後までしっかり走らせました。僕はコンビを組ませてもらって3戦目で、前回ドバイで悔しい思いをしましたが、国内で底を見せていないですし、これから良くなってくると思うので今後も非常に楽しみです。本日はありがとうございました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
9日、盛岡競馬場で行われた12R・南部杯（Jpn1・3歳上オープン・ダ1600m）は、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップ（牡5・美浦・田中博康）が快勝した。大差の2着に4番人気のイグナイター（牡5・兵庫・新子雅司）、3着に7番人気のレディバグ（牝5・栗東・北出成人）が入った。勝ちタイムは1:33.8（稍重）。
2番人気で高松亮騎乗、カフェファラオ（牡6・美浦・堀宣行）は5着、3番人気で岩田望来騎乗、ジオグリフ（牡4・美浦・木村哲也）は9着敗退。
国内復帰初戦
単勝1.5倍、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップがG1・2勝目をマークした。春のドバイを使った後の国内復帰初戦。断然の支持を集めたがきっちり人気に応えた。レースではスタートを決めてまさかのハナへ。マイペースのレース運びで、2番手のイグナイターがきっちりとマークする形だったが、勝負どころから楽に突き放していった。直線ではライバルに影をも踏ませぬ完全な独走で、終わって見れば大差の圧勝劇だった。
レモンポップ 13戦9勝
（牡5・美浦・田中博康）
父：Lemon Drop Kid
母：Unreachable
母父：Giant’s Causeway
馬主：ゴドルフィン
生産者：Mr. & Mrs. Oliver S. Tait
【全着順】
1着 レモンポップ 坂井瑠星
2着 イグナイター 笹川翼
3着 レディバグ 酒井学
4着 タガノビューティー 石橋脩
5着 カフェファラオ 高松亮
6着 ノットゥルノ 武豊
7着 ゴールデンヒーラー 山本政聡
8着 デンコウリジエール 秋山真一郎
9着 ジオグリフ 岩田望来
10着 ソリストサンダー 吉原寛人
11着 ハクシンパーソナル 坂口裕一
12着 レールガン 高橋悠里
13着 アルサトワ 鈴木祐
14着 ボウトロイ 岩本怜
