イスラエルとハマスの紛争を受け、UEFAが当面の試合延期を発表

[写真:Getty Images]

欧州サッカー連盟(UEFA)は8日、イスラエルでの試合開催に関して、全ての試合を延期することを発表した。

イスラエルでは、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが攻撃を仕掛けると、イスラエル軍もこれに報復。激しい空爆をおこなっている。

互いに攻撃を仕掛け合う中で、死者は双方合わせて1200人を超えていると言う状況。負傷者も4000人近くになっているとされている。

UEFAはここから始まるインターナショナル・マッチウィークに向けて、全ての試合の延期を決定。新たな日程は今後決定されるという。

延期される試合は、ユーロ2024予選のイスラエル代表vsスイス代表(10月12日)、2025年のU-21欧州選手権予選のイスラエルvsエストニア(10月12日)、イスラエルvsドイツ(10月17日)、イスラエル、ベルギー、ジブラルタル、ウェールズが参加する2024年のU-17欧州選手権予選のミニトーナメント(10月11〜17日)が中止となる。

また、10月15日にはユーロ2024予選でイスラエルがアウェイでコソボ代表と対戦するが、この試合の開催に関しては改めて判断するとのことだ。

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