ソフトB、球団通算5000敗目 柳田「悔しいシーズンに」

8回を終え、審判に選手交代を告げるソフトバンク・藤本監督=京セラドーム

 リーグ3連覇を果たした王者に力の差を見せつけられた。ソフトバンクは9日のオリックスとのレギュラーシーズン最終戦で、打線が5安打1得点と振るわず球団通算5千敗目。主将の柳田は「優勝できず悔しいシーズンになった。もっと打っていれば…」と責任を負った。

 22歳のルーキー、曽谷の速球と、沈む変化球に手を焼き、反撃は九回の近藤のソロだけにとどまった。

 3年ぶりのリーグ優勝を誓ったが、7月には12連敗。後半戦は3連勝が一度もなく、オリックスには15.5ゲーム差もつけられた。この悔しさを晴らすにはCSファイナルステージに進み、雪辱を果たすしかない。藤本監督は「CSに向けて頑張る」と前を向いた。

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