福井県私立中学高校協会は10月6日、県内私立6高校の2024年度募集定員を発表した。総定員は23年度と変わらず、全日制5校で計1918人、昼間定時制の福井南と啓新通信制は各80人とした。
全日制の一般入試で従来と同様、敦賀気比を除く4校（北陸、仁愛女子、福井工大福井、啓新）が特別進学系6コースで県立高との併願受験を認める。普通、進学コースは専願のみ。
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福井市内で会見した荻原昭人会長（啓新高校長）は、子ども2人以上の多子世帯を対象に24年度から県立・私立高の授業料を完全無償化する県の施策について「授業料が割高の私学にとっては大変な追い風だ。第1志望者を増やせるよう、各校が魅力をさらに発信していく」と述べた。
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全日制と定時制の推薦入試とスポーツ・文化選抜は来年1月16日、一般入試は2月1、2日に実施する。県立高の一般入試は2月20、21日。
