ウイングを強化したいユナイテッド、好調維持する久保建英の獲得に関心か?

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドは、来夏の移籍市場で日本代表MF久保建英(22)の獲得に関心を示しているようだ。スペイン『Fichajes.net』が伝えた。

今シーズンもなかなか結果が出ず、プレミアリーグでは8試合を戦って4勝4敗の10位と出遅れているユナイテッド。チームとしての結果が出ないだけでなく、ピッチ外の問題にも揺らいでいる。

その1つがイングランド代表FWジェイドン・サンチョとエリク・テン・ハグ監督の確執。度重なる不真面目な練習態度を受けてテン・ハグ監督はチームからサンチョを外すと、サンチョも一時応戦。SNSで監督批判をしたものの、その後に削除。ただ、謝罪は全くする気がないという。

ファーストチームから外れ、トレーニング施設を含めた全ての施設の利用が禁じられるなど、完全に蚊帳の外にいるサンチョ。ユナイテッドは、新たなウインガーの補強に動き出している。

名前が挙がっていたのは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンでプレーする日本代表MF三笘薫。プレミアリーグを含めた実績十分で、マンチェスター・シティも狙っていると報じられている。

その中でユナイテッドが来夏の獲得に関心を寄せているというのが、久保だという。レアル・ソシエダと2027年夏までの契約を残す久保だが、保有権の50%はレアル・マドリーが持っている状況。そのマドリーも、今シーズンの活躍を受けて久保の連れ戻しを検討しているとされている。

他クラブが久保を獲得しようと思うと、マドリーとの戦いなることが確定しており、交渉はかなり複雑になるという。

ただ、右サイドを強化したいユナイテッドとしては打ってつけの人材。ファンの間でもかなり関心が高まっているという。

かつてはMF香川真司(セレッソ大阪)も所属し、現在はなでしこジャパンのFW宮澤ひなたも女子チームに在籍するユナイテッド。各国リーグで結果を残している日本人への関心は、年々高まっているようだ。

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