立川市PFAS「利用者の安全確認へ」 井戸水使用のプールを利用停止

多摩地域での地下水で健康被害が疑われるPFASが高濃度で検出されていることから、立川市は井戸水を使用している市内のプールの利用を停止しました。

立川市は地下水のPFASの濃度を確認するため、市が所有する井戸の水質検査を進めるとしていましたが、検査対象を確認をしたところ柴崎市民体育館のプールで地下水を使用していたことが分かりました。

これを受けて立川市は「利用者の不安に寄り添い安全性を確認するため」として、7日からプールの利用を一時的に停止するとともに、10月10日から水質検査を行うとしています。検査には2週間ほどかかる見込みです。

また、ほかにも市内の小学校2校のスプリンクラーで、井戸水を使用していたことが分かっていて、今後は井戸水を使わず水道水に切り替える方針です。

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