使用済みペットボトルキャップをおなかにためてくれる、環境に優しいクマが対馬市役所本庁舎(厳原町)に現れた。今月末までに目標5千個を飲み込もうとしている。
地球温暖化で生息が危ぶまれるホッキョクグマをモチーフにしたオブジェ。高さ約1.9メートル。博多大丸(福岡市)から贈呈された。回収したキャップは破砕、溶解するなどして、同市内のクリスマスツリー周辺の飾り付けに生まれ変わる。
透明な体がキャップで色づいていくのを見ていると楽しいが、対馬市SDGs推進課は「ボトルを不必要に買うのはやめて」。環境に優しくなく、本物のクマが悲しむような本末転倒にならぬように。
環境に優しいクマがやってきた・・・! ペットボトルキャップの分別回収を呼びかけ 対馬市役所
- Published
- 2023/10/10 12:00 (JST)
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