学び生かして迅速な救助を 下野署で救命講習 石橋消防署員が講師務める

心臓マッサージ法を学ぶ署員ら

 【下野】下野署はこのほど、緊急時の救命法を学ぶ普通救命講習を同署で実施した。署員の災害に対する危機意識を高め、救助活動を万全に行えるようにすることが狙い。

 署員9人が参加。石橋消防署員を講師に、人工呼吸法や心臓マッサージ法、気道に異物が入った際の除去法などを学んだ。

 地域課の佐藤智洋(さとうともひろ)巡査部長(45)は「災害などの現場に最初に駆け付けることが多いので、講習で学んだことを生かして迅速な救助活動に努めたい」と話した。

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