外国から発射された弾道ミサイルが日本の上空を通過したという想定の住民避難訓練が、10月10日、岐阜県大垣市で行われました。
この訓練は、外国から弾道ミサイルが発射され岐阜県上空を通過したという想定で、国と県、大垣市による共同で行われ、市民約50人が参加しました。
訓練では、放送で避難が呼びかけられ、参加者は窓から離れたり地下へ避難したりするなど、身を守るための行動手順を確認しました。
(大垣市・竹内寿朗危機管理室長)
「音が鳴ってからの行動というのは慌てずに迅速にやらなければいけないという難しさを、住民の方々含めて経験していただけたと思う」
弾道ミサイル発射を想定した国と県、市町村の共同訓練は、岐阜県内ではことし1月に海津市で行われて以来2回目です。
10日午後からは、大垣市役所で市の職員を対象にした初動対処訓練が行われます。