米国出身のシェフ、マイケル・チャレロさんが重度のアレルギー反応により死去した。６１歳だった。フード・ネットワークで１０シーズン続いた料理番組『イージー・エンターテイニング・ウィズ・マイケル・チャレロ』などで知られるチャレロさんが６日、急性アレルギー反応によるアナフィラキシーショックにより帰らぬ人となったことを遺族が故人の会社グルッポ・チャレロを通して発表した。
「私達の愛する父マイケルを失ったことで深い悲しみの中にあります。彼の料理の素晴らしさ、限りない創造性、揺るぐことない家族への献身が彼の存在の核にありました。彼は食事を共にする喜びを通して人々を繋げ、テーブルを囲んだ消えることのない記憶を培いました」「私達は、この多大なる喪失を受け止める中、彼の台所や私達の心の中で彼と共に大切にした瞬間を思い起こしています。彼の遺産は、彼が愛を注ぎ込んだ全ての料理、人生のフレーバーを味わうために彼が私達に刻み込んだ情熱の中に生き続けます」
子供４人を残して旅立ったチャレロさんの葬儀は、プライベートで行われる予定で、遺族は献花の代わりに、食事を準備できない人々に食事を届けるサービス、ミールズ・オン・ウィールズに寄付するよう呼び掛けている。
１９８０年代初めにキャリアをスタートし、１９８５年にはフードアンドワイン誌から「シェフ・オブ・ザ・イヤー」に選出されたチャレロさんは、キャリアを通して７作の料理本を出版、数々の料理番組に出演したほか、カリフォルニア州にワイナリーを所有していた。
（BANG Media International／よろず～ニュース）
