【MLB】Dバックスが2連勝 ドジャースは第1戦の悪い流れを断ち切れず

写真:6回に相手を突き放すソロHRを放ったルルデス・グリエルJr.

10月9日(日本時間10日)、ロサンゼルスで行われたドジャース対ダイヤモンドバックスのディビジョンシリーズ第2戦は、初回から主導権を奪ったダイヤモンドバックスが4-2で勝利し、リーグチャンピオンシップシリーズ出場に王手をかけた。一方、ドジャースは窮地に追い込また。

ダイヤモンドバックスは、初回1番コービン・キャロルの四球、2番ケテル・マルテの芸術的なバントヒット、3番トミー・ファムのヒットでノーアウト満塁のチャンスを作ると、4番クリスチャン・ウォーカーの犠飛などで幸先よく3点を先制する。

ドジャース先発の新人ボビー・ミラーはフロントの期待を背負ってマウンドに上がったが、1回2/3、3失点でKOとなり、第1戦の悪い流れを断ち切ることはできなかった。

反撃したいドジャースは、4回にJ・D・マルティネスがポストシーズン通算10本目となるホームランを放ち、1点を返す。しかし、6回表には、ダイヤモンドバックスのルルデス・グリエルJr.にホームランを打たれ、3点差に戻される。その裏、ドジャースにチャンスが訪れる。1アウトから2本のヒットと四球で満塁のチャンスを作ると、7番エンリケ・ヘルナンデスのヒットで再び2点差に縮める。なおも満塁のチャンスであったが、後続が続かず、1点止まりとなる。7回、8回とランナーを出したドジャースであったが、どちらも併殺により、チャンスを作れない。

最終回には、ダイヤモンドバックスの守護神ポール・シーウォルドがマウンドに上がる。シーウォルドを前にドジャースはランナーを出すことができず、4-2でゲームセット。ダイヤモンドバックスが勝利した。

ダイヤモンドバックスはディビジョンシリーズ2連勝となった。2連勝したチームの突破する確率は89%に上る。ドジャースとしては、3年連続のディビジョンシリーズでの敗退をなんとしても避けたいところである。明後日からは舞台をアリゾナに移して試合が行われる。

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