篠原ともえ 90年代“シノラーブーム”の舞台裏を明かす 「衣装は全て自作してました」

【ZIP!×entax】

日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の放送に収まりきらなかった未公開インタビューなどを抜粋してお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は8月18日に放送された「SHOWBIZコーナー」の中から、ファッションデザイナーとしても活躍するアーティスト・篠原ともえの単独インタビューをピックアップ。2019年に結婚したアートディレクターの夫とのプライベートな話から、90年代後半に巻き起こした「シノラー」ブームの裏話まで深掘りした。

■美の秘けつは「夫とのジム通い」

この日は篠原ともえが化粧品ブランドのPRイベントに出席。それを受けてインタビュアーの日本テレビアナウンサー・林田美学(はやしだ みのり)が“美の秘けつ”について尋ねると、「(周りからは)絶対怪しく思われてるんだろうなと思いながらも普段から帽子、サングラス、長袖。でも日焼け止めを朝バッチリつけても会社着く頃は汗でダラダラで・・・」と、篠原は徹底した日焼け対策で日々暑さと戦っていることを明かした。また夫と一緒にジムへ通っており、多い時で1週間に1度は足を運んでいると言う。「一人では続かないので、パートナーと行けば続くかなと思って頑張ってます」。

一方で食生活については「あまり摂生したりするとそれがストレスになっちゃうので、好きな時に好きなものをたくさん食べちゃいます」と、比較的自由に楽しんでいることを告白。食べすぎてしまった次の日の食事量を抑えるなどして対処しているそうだ。

■“シノラーブーム”の舞台裏 「衣装は全て自作していた」

篠原ともえがデビューしたのは1995年。今から28年前にまでさかのぼる。当時は天真爛漫(てんしんらんまん)なキャラクターとカラフルな衣装で魅せるパフォーマンスが人気を呼び、その個性的なファッションを多くの若者が真似する「シノラー」ブームを巻き起こした。44歳となった現在はファッションデザイナーとしても活躍しているが、実はデビュー当時から衣装は全て自作していたと言う。「そういった物作りが、自分の原点なのかなと思います」と、篠原はファッションリーダーとしても人気だった当時を振り返った。

「あの頃は夢がかなった瞬間だったんですよね。ブラウン管という華々しい世界の中に自分が飛び込んで、“皆さん、見てください!楽しみましょうね”っていう喜びの瞬間でした」

インタビューの現場には当時の篠原を知るスタッフもいた。「(篠原から)元気をもらっていました」と本人に伝えると、「良かったです。元気を届けるのが自分の役目だと思っていたので。でも私が元気を届けるというより、歌ったり表現したりすること、自分の作った服を見てもらうことが本当にうれしくて、それがみんなに届いていたんじゃないかなと思います。90年代は青春時代でした」と、篠原は謙遜しながらも笑顔を見せた。

写真提供:(C)日テレ

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