J1横浜FCは10日、元日本代表MFで現在コーチを務める中村俊輔氏（45）の引退試合を12月17日にニッパツ三ツ沢球技場で行うと発表した。中村氏はクラブを通じ、「現役を退き改めて感じるのが、ファン、サポーター、そして一緒に戦った仲間の存在の大きさ。今回の試合で再会することができ大変うれしく思う」とコメントした。
「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」と銘打ち、横浜FCを支えてきた人らで組む「YOKOHAMA FC FRIENDS」と元日本代表メンバーらが中心の「J―DREAMS」が対戦する。
会場は「特別な場所」三ツ沢だ。「小学生の時に初めて日本リーグを観戦し、木村和司さん、ラモス瑠偉さんにあこがれを覚えた場所」であり、桐光学園高時代に全国選手権の出場を決めたピッチ。1997年のJリーグ初出場、初ゴールも三ツ沢で、「数え切れないくらいたくさんの思い出がある」という。
キックオフは午後2時で、詳細は11月下旬に発表される。中村氏は「ファン、サポーターの皆様に笑顔と元気を届けられるよう、全力プレーで臨む。皆さんと一緒にこの場所で新たな思い出づくりができたらうれしい」と意気込んだ。
