ISSでまた冷却剤漏れ ロシア施設、危険はなし

国際宇宙ステーション(NASA提供)

 【ワシントン共同】ロシア国営宇宙企業ロスコスモスは9日、国際宇宙ステーション(ISS)にあるロシアの実験施設「ナウカ」で冷却剤漏れがあったと通信アプリのテレグラムで明らかにした。昨年12月以来、ロシアの宇宙船ソユーズと補給船プログレスでも冷却剤漏れがあり、この1年弱で3件目。古川聡さんら滞在中の飛行士や運用に危険はないが、状況を調べているとした。

 米東部時間9日午後、米航空宇宙局(NASA)の地上管制担当者とISS滞在中の飛行士が、冷却装置から薄片状の物質が飛び散っているのをカメラなどで確認した。

 冷却装置は二つあり、漏れたのは予備のもの。

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