4年ぶりの上海大会 アジアシリーズ初戦に畑岡、渋野、勝、西村が出場

前回の2019年大会は3位。畑岡奈紗は中国で約1カ月ぶりにツアー復帰する(撮影/村上航)

◇米国女子◇ビュイックLPGA上海 事前情報◇旗忠GC (中国)◇6691yd(パー72)

コロナ禍で2020年から3年連続で中止となっていた中国・上海での大会が12日(木)に開幕する。米国女子ツアーは今週からアジアに舞台を移し、中国、韓国、マレーシア、日本を転戦。全4試合はいずれも予選落ちなしで行われる。

フィールドは9月「クローガー・クイーンシティ選手権」終了時点の年間ポイントランキング上位62人と、主催者推薦、中国女子ツアーの選手を加えた81人で構成される。過去2回の大会はいずれもダニエル・カンが制しており、前回の19年は最終日に1打差を逆転する通算16アンダーで27歳の誕生日に連覇を果たした。

日本勢は畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみ、西村優菜がエントリー。前回大会を3位で終えた畑岡は、国内ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(38位)を挟み、「クローガー・クイーンシティ選手権」(16位)以来1カ月ぶりの米ツアー出場となる。

渋野は前週「アセンダントLPGA」で2試合連続の予選落ち。ポイントランクは79位となっており、同ランク78位の勝とともに来季フルシードが得られる80位内を目指してアジアシリーズに入る。

西村は韓国、マレーシアともにウェイティングリスト(待機選手)に入っており、現時点で同シリーズの出場が確定しているのは本大会と日本開催「TOTOジャパンクラシック」(11月2~5日/太平洋クラブ 美野里C)のみとなっている。

フィールドでポイントランク最上位は2位につけるイン・ルオニン(中国)。同4位のリリア・ヴ、同9位のリン・シユ(中国)らトップ選手が集まりしのぎを削る。

<主な出場予定選手>
イン・ルオニン、リリア・ヴ、リン・シユ、ミンジー・リー、畑岡奈紗、カルロタ・シガンダ、ユ・ヘラン、エンジェル・イン、マジャ・スターク、グレース・キム、ダニエル・カン、渋野日向子、勝みなみ、西村優菜、セキ・ユウティン

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