現地時間10月8日、アーセナルはプレミアリーグ第8節を戦い、ホームのエミレーツ・スタジアムでマンチェスター・シティを1-0で下した。ミケル・アルテタ監督が試合後、左サイドバックのオレクサンドル・ジンチェンコに代わって途中出場し、決勝点に関与した冨安健洋について言及した。
「(決勝点に関与した冨安について)冨安にそう言ったんだよ! 最初(マンチェスター・シティの)ドクは右サイドでプレーしていたが、逆サイドにポジションを変えたのを見て、すぐにプランを変えた。左サイドバックとしてではなく、左のウイングとしての役割を冨安に与えた」
86分、冨安はトーマス・パーテイのロングパスを敵陣エリア内でハヴァーツに落とす。そのハヴァーツがスペースにボールを出すと、そこに走り込んできたガブリエウ・マルティネッリがワンタッチでシュートを放った。ボールはシティのDFナタン・アケに当たって軌道が変わり、ゴールネットを揺らした。
途中出場組の3人すべてが関与したゴールだった。アルテタは途中出場の3人について、以下のようにコメントしている。
「公平な立場から言うなら、途中出場組(冨安、パーテイ、ハヴァーツ)はゴールに関与しただけでなく、チームにフィジカルとエネルギー、クオリティをもたらしてくれた」
前回のエミレーツ・スタジアムでのシティ戦(2022-23シーズン 第12節)では、パスミスからケヴィン・デ・ブライネの先制点をお膳立てしてしまっただけに、冨安本人にとってはリベンジを果たす形になった。