サウジ開発基金、タジキスタンでの学校建設に新たに2,000万ドルの融資契約を締結

タジキスタン、ドゥシャンベ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --サウジ開発基金(SFD)の最高経営責任者(CEO)を務めるスルタン・アルマーシャドは、タジキスタン共和国のH.E. Kahhorzoda Fayziddin Sattor財務大臣との間で、新しい開発融資契約を締結しました。この契約に基づき、SFDはタジキスタンの「中等教育機関建設・施設整備」プロジェクトの第5段階に2,000万ドルを提供します。調印式には、タジキスタン共和国のMajidi Yusuf Khayrullo財務副大臣、駐タジキスタン・サウジアラビア大使のWaleed Al-Reshiadan氏を始め、双方の関係者らが出席しました。

本融資契約の締結により、タジキスタンのさまざまな地域で19校の学校を建設し、教育需要の高まりに応える予定です。学校の建設が完了すると、国の教育環境が強化され、約3万人の学生に恩恵をもたらします。

これはタジキスタンの公共教育の発展と改善に向けたSFDの継続的な貢献を表すものであり、世界中の発展途上国で持続可能な開発を推進するSFDの努力の一環です。本融資契約の締結により、タジキスタンの教育セクターに対するSFDの拠出額は合計9,500万ドルになり、合わせて76校の公立学校を建設する予定です。

さらに学校の建設地域において、建設作業や教師の雇用として直接および間接的に雇用を創出することにより、タジキスタン経済に利益をもたらしていきます。

このプロジェクトは、国連SDGs(持続可能な開発目標)のうち、特に目標4「質の高い教育をみんなに」と目標8「働きがいも経済成長も」に合致しています。さらに、全国のより多くの子供が質の高い教育にアクセスできるようにすることを目的としています。これは、SFDとタジキスタンの20年以上にわたる関係が、また1つ重要な節目を迎えたことを表します。

この調印式の前日には、SFDのCEOがシャリナフの学校の開校式に参加しました。同じプロジェクトの第4段階で建設された同校にSFDは3,500万ドルを提供しており、36の教室に620人の生徒を迎える予定です。

サウジ開発基金は1974年の設立以来、数十年にわたる専門知識を活かして世界90か国以上で187億ドル相当の700件を超える開発プロジェクトを実施してきました。タジキスタンでは、主要セクターの発展の支援のために、12件の開発プロジェクトに1億9,000万ドル超の資金を提供しています。

*配信元:AETOSWire

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