蓼科高原 木々が色づき始める 来週紅葉の見ごろに 日中は気温上昇の所も【長野】

10日の県内は広い範囲で曇りや雨でしたが、前日と比べ大幅に気温が上がりました。紅葉は、標高の高い所から、徐々に色付いています。

標高およそ1600m。茅野市の蓼科高原横谷峡は、カエデの葉が赤く色付き始めていました。

■京都から
「バス停の所からちょっと赤いのが見られた」
■千葉から
「紅葉はちょっと早かったな」
「イチョウの木がちょっと色付いて、宿のそばには若干そういう所があったのでいいかなと思う」

蓼科中央高原観光協会によると、紅葉は夏の暑さの影響で例年より10日~2週間ほど遅れているといいます。ピーク時には、鮮やかなカエデやカラマツが楽しめる横谷峡の紅葉は、来週見頃を迎えそうです。

■蓼科中央高原観光協会・村田 晃さん
「(例年)この時期は紅葉真っ盛りで、ピークに近いんですけど、今年はひょっとしたら10月末~11月頭まで紅葉が持つのではないかと、我々は期待している」

一方、午後1時ごろの白馬村は、音を立てて強い雨。県内は広い範囲で雨が降りましたが、日中の気温は前日の9日より大幅に上がりました。最高気温20.2℃と9日より5.8℃上がった松本市では、半袖姿で散策する観光客もちらほら。

■愛知から
「きょうは爽やかな日で気持ちがいい」
「きのうが寒かったので、きょうはちょっと日が出て快適でした」

■新潟から
「風もちょっとあるけど心地よい」

最高気温は、飯田市南信濃で25.8℃だったほか、木曽福島23.7℃、上田23.1℃など前日より5℃以上高くなったところが多くなりました。

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