“スキャンダル女優”蓮佛美沙子と“生意気なTVディレクター”伊藤万理華が衝突 「女優は泣かない」特報

2023年12月1日より劇場公開される、CMディレクターでドラマ作品の脚本・監督を手がけてきた有働佳史が、生まれ育った熊本・荒尾を舞台に長編映画初監督に挑んだ「女優は泣かない」の、特報映像が公開された。

映像では、泣けないことがコンプレックスの“スキャンダル女優”の梨枝(蓮佛美沙子)と、「ドキュメンタリーは演出です」と言い切る“生意気なTVディレクター”の咲(伊藤万理華)が、衝突しながらも密着ドキュメンタリー撮影に挑むコミカルな内容となっている。

また、本作のために浜野謙太と元チャットモンチーの橋本絵莉子のデュエット曲として新録された、在日ファンクの「注意 feat.橋本絵莉子」が主題歌に決まったことが発表された。

「女優は泣かない」は、スキャンダルで女優の仕事を失った主人公の梨枝と、ドラマ部志望の若手ディレクターの咲が、“女優が生まれ故郷の熊本で素顔を見せる”密着ドキュメンタリーの撮影に、渋々挑む姿を描いた作品。互いに衝突しながらも、女優復帰と希望部署への異動をかけて再起を図ろうとする2人。そんな崖っぷちの彼女たちが、家族の問題や才能の限界などの厳しい現実に直面しながらも、過ちやコンプレックスを乗り越え、やがて自分の居場所、ルーツを再発見するまでを描く。

脚本完成に2年近く、企画立案から完成までに6年を費やした、有働監督の「地元で映画を撮る」という執念が結実した作品となっている。主人公の梨枝を演じるのは、「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」「あちらにいる鬼」「スイート・マイホーム」などの蓮佛美沙子。若手ディレクターの咲役を、「サマーフィルムにのって」などの伊藤万理華が勤める。また、梨枝の同級生でタクシー運転手の拓郎役を、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の公開も控える上川周作が演じる。

【作品情報】
女優は泣かない
2023年12月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:マグネタイズ
©2023「女優は泣かない」製作委員会

© 合同会社シングルライン