華やか 手作り衣装や紙人形劇披露 玉野・イギリス庭園で興陽高生

自作の衣装を披露する生徒たち=深山イギリス庭園

 興陽高(岡山市南区藤田)の生徒が学習成果を発表する「制作展」が7日、玉野市田井の深山イギリス庭園であった。華やかな手作り衣装やペープサート(紙人形劇)を披露し来園者を楽しませた。

 被服デザイン科2、3年生77人はファッションショーを開催。グループごとにテーマを設け、デザインから縫製まで手がけたドレスや浴衣をまとい、赤いカーペット上を音楽に合わせて歩きポーズを決めた。

 青を基調に「夜明け」を表現したドレスで出演した3年女子生徒(17)は「何回も縫い直して大変だったが、理想のドレスを披露できた」と話していた。

 家政科3年18人は童謡「とんでったバナナ」のペープサートや人気曲「パプリカ」の手話歌を披露。ハーバリウム(植物標本)作り体験や、手作りした焼き菓子、ブドウの販売もあった。

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