LGエレクトロニクス、34インチの21:9曲面型ウルトラワイドモニター発売

LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、21:9曲面型ウルトラワイドモニターの新モデルとして、34インチ「34WR55QC-B」を発売した。希望小売価格はオープン、市場想定価格は70,000円前後。

21:9ウルトラワイドモニターは、縦横比16:9の一般的なモニターに比べ、約1.3倍も横長な画面によって、快適な作業空間を提供します。臨場感あふれる映像体験に加え、ゲームにおいても広い視界による高い視認性を実現するなど、さまざまな用途で活躍する。

主な特長

高解像度ウルトラワイド画面

WQHDより約1.3倍も横長な3440×1440の画面が効率的な作業性を実現。多数のパネル表示を行う画像や映像編集ソフトを使用する際も、全画面で大きく表示できる。

また、フルHDに比べて全画面表示で約1.8倍も横に広く表示できるので、横に長くなりがちなExcelなどの表計算ソフトでも、スクロールの回数を抑えることができる。

専用ソフトウェア「OnScreen Control」のScreen Split機能を使用すれば、ウィンドウを画面上に分割表示でき、Webブラウザを参照しながら資料を作成する際、ウィンドウ切り替え時の無駄なアクションを省くことができる。また、PBP(ピクチャーバイピクチャー)にも対応しており、複数のPCを接続した場合でも力を発揮する。さらに、フリッカー(ちらつき)を発生させない「フリッカーセーフ」や、ブルーライトを抑える「ブルーライト低減モード」を搭載している。

圧倒的な没入感

一般的に多く使用されるWindowsの標準色域sRGBを99%(標準値)カバーしており、HDR10にも対応しているため、写真や動画の編集にも適している。

また、近年多くの映画で採用される縦横比1.35:1のシネスコサイズの映像は、21:9画面とほぼ同じサイズのため、映画を全画面表示させれば、曲面型かつ横長の映像によって、圧倒的な臨場感と没入感を体験できる。

さらに、DVDやフルHDの低解像度の映像も超解像技術(Super Resolution+)によって、高精細でリアリティあふれる映像で楽しめる。

臨場感あふれるゲーム体験

3440×1440の高解像度でリフレッシュレート100Hzに対応しているため、PCゲームでも威力を発揮する。近年では多くのPCゲームタイトルが21:9の解像度に対応しており、ビジュアルの美しいゲームなら、まるで映画を見ているかのように、壮大な世界観に没入できる。

また、FPSのような一人称ゲームなら左右の視界が広がることで、16:9では表示できない領域にいるライバルもいち早く発見できる。さらに、ゲームにおいては致命傷になりかねない遅延を抑える「DASモード」や、暗部諧調を繊細に表現できるHDR映像はもちろん、SDR映像でも暗い場所や明るい場所に潜むターゲットを映し出すことができる「ブラックスタビライザー」など、ゲームがもっと楽しく、優位に立てる機能を搭載している。

高い接続性と快適な環境

映像入力、データ転送、接続機器の充電が同時にできるUSB Type-Cに対応し、PCとケーブル1本で接続できるため、すっきりとした配線を実現する。USBハブとしてダウンストリーム端子(USB3.0)を2ポート搭載しているため、各種入力機器との接続性も高く、配線の自由度が上がる。

また、スタンド部は110mmの高さ調整、前後-5~20゚のチルト角に対応し、プレイ環境や姿勢に合わせて理想的な画面配置ができる。

仕様

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