【動画】緊迫のガザからの声 「いま話している間も空爆が──」

イスラエルとパレスチナ・ガザ地区の間で衝突が激化し、多数の死傷者が出ていることが報告されている。国境なき医師団(MSF)はガザにおいて、医薬品や物資を医療施設へ提供するとともに、負傷者の治療に当たっている。ガザで現地活動責任者を務めるマティアス・カンネスが、現地の様子を伝える。

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イスラエルとパレスチナに多くの死傷者が出ており、悲惨な状況です。

「私たちのパレスチナ人の同僚たちは、多くの負傷者に対処するために昼夜を問わず働いています。今日のジャバリア難民キャンプでの爆破事件を受けて、私たちのチームはアル・アウダ病院で50人以上の患者さんに対応しました。しかしその内5人は着いた時にはすでに亡くなっていました。この病院で治療を受け容態が安定した患者さんは、ガザ北部の少しでも安全な場所に避難するため、退院しています。

いま話している間も空爆が続いています。パレスチナ人の同僚の多くは家を離れました。攻撃の恐れがあるからです。住んでいた場所が完全に破壊された同僚もいます」
(10月9日時点)

空爆を受けるガザ=2023年10月7日 © MAHMUD HAMS/AFP
医療施設に提供する物資を積み込むスタッフ=2023年10月9日 © MSF/Ayman Al-Djaroucha

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