児童の首負傷、体罰認定 相模原市教委が教諭を戒告処分 「おまえらがいると楽しくない」

相模原市役所(資料写真)

 相模原市立小学校の男性教諭が授業中に児童の首付近に手を回すなどし、頸椎(けいつい)捻挫など約10日間のけがを負わせた問題で、相模原市教育委員会は10日、男性教諭の行為は体罰に当たるとして戒告処分とした。

 市教委によると、男性教諭(33)は7月18日に市立小学校の体育館で行われた学年レクリエーションで、「指導」として後ろから児童の右肩に右腕を回し、首に頸椎捻挫など10日間のけがを負わせるなどした。また、児童らに対して「おまえらみたいのがいると楽しくなくなるんだよ」と不適切な発言をしたという。

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