TGS2023にて「メガドライブミニ」や「PCエンジン mini」の開発に携わった「株式会社瑞起」の展示をレポート!新幹線を運転できる「電車でGO!PLUG&PLAY2 山陽新幹線編 EX」の試遊も!

2023年9月21日(木)~24日(日)まで開催された「東京ゲームショウ2023」(以下 TGS2023)
4年ぶりに幕張メッセ全館を使用し、過去最大規模で開催されたTGS2023ですが「株式会社瑞起」が出展していたので、レポートした。

20年ぶりにTGSの会場へ

TGS2023の会場

筆者はかつて20年前になるが、某会社でサウンドノベルゲームの発売にかかわっていた時に、実際にメーカーとして出展した事がある。
それ以来のゲームショーで今回は取材ということで20年ぶりに訪れた。

コナミブース

まず率直な感想として私が出展した2003年と比較して、国内もそうですが、海外メーカーの出展が圧倒的に多いということ。
2003年度の出展社は111社、それに比べて今年は770社。そのうち海外出展が399社。
印象として2003年はほとんど海外からの出展がなかったという記憶である。

clusterブース

当時の主力ゲームはPS2で、それゆえメーカーはかなり限定されていた。
今ではオンラインゲーム、スマフォアプリゲームが主なので、それは大小様々なメーカーが存在するわけだ。

「電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX」試遊スペース!

電車でGO!

久しぶりのTGS、各ブースを回っていて目についたのは、「ハピネット」ブースにて出展されていた「電車でGO!
車の運転はリアルに出来るものの、飛行機、電車は実際に運転することはできない。
それゆえにシュミレーションゲームは昔から好きだった。「電車でGO!」もちろん持っています。
アーケードゲームからPS2へ移植されて発売と同時に購入。それがなぜ今?新幹線だから?さらにその後、衝撃が!!

ZUIKIブース

ブースのモニターに「ZUIKI」の文字が!
なんともう10年ほど前ですが、知人の紹介で、こちらの会社「株式会社瑞起」の呉社長とお会いした事があるからだ。
当時は、まだ社員数名のシステムソリューション会社だったと記憶はしているのだが、その後、任天堂と取引が決まったと聞いていた。
改めて瑞起のホームページを見てみると、“llwinner SoC「R16」が任天堂株式会社様の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に採用”と 2016年に掲載されていた。
あのファミコンの筐体がミニになって、当時のゲームが30も内蔵されて大ヒットしたゲームだ。
ARM SoCに精通している瑞起ならではの特徴として、他にもゲームギアミクロ、PCエンジン mini、メガドライブミニも開発し世に送り出している。
話を聞くと今回は、コントローラー型のゲームで2023年12月7日(木)に発売の「電車で GO!PLUG&PLAY2 山陽新幹線編 EX」のデモだということだ。

電車で GO!PLUG&PLAY2 山陽新幹線編 EX

同じく現在、瑞起がアツいのは、シャープ株式会社が1987年に発売して一世を風靡したパーソナルコンピュータ「X68000」のリメイク版X68000 Zシリーズの最新モデル「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」を2023年9月28日(木)に発売開始したばかりということ。こちらの商品も注目だ。
株式会社瑞起の詳細は公式サイトをチェックしよう。

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