栃木県教委は10日、酒気帯び運転をしたとして、栃木市の小学校教諭(50)を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、教諭は9月15日朝、同市内で酒気を帯びて車を運転し、信号待ちで停車していた乗用車に追突したとして県警に現行犯逮捕された。
県教委の調査に対し、教諭は同14日午後9〜10時半と翌15日午前1〜2時ごろにかけて、自宅で計5本の缶チューハイを飲んだとし「飲んだ時間が遅かったが、これぐらいの量なら大丈夫だと思った」などと話したという。処分を受け「子どもたち、保護者、地域の皆さまの信頼を損ない申し訳ない」と謝罪したとしている。
阿久澤真理(あくさわしんり)教育長は「先月のわいせつ行為による2件の懲戒処分に続き、本県教育に対する信頼を著しく損ねる重大な事態。教職員としての使命感や責任感の高揚を図り、信頼回復に努める」とコメントを出した。