掃除機が壊れる『前兆』5選 買い替えのサインと長く使うためにすべきお手入れとは?

生活家電として欠かせない『掃除機』の寿命は平均7〜8年

一家に一台、必ずと言っていいほどある『掃除機』は、現代で欠かせない生活家電の1つになっています。最近ではヘッド部分を取り替えることで、さまざまな用途に使える多機能型の掃除機も販売されていて便利ですよね!

一般的に、掃除機は正しく使っていれば、平均7〜8年使い続けることができると言われています。しかし、お手入れなどを怠っていると、3〜4年で故障してしまうことも…。

掃除に毎回使っている掃除機が突然故障してしまうと、不便に感じる人も多いでしょう。掃除機は壊れる前に前兆を見せていることが多いので、買い替えサインを見逃さず、異変が現れたら買い替えを検討してください。

早めに買い替えて!掃除機が壊れる『前兆』5選

掃除機が壊れる前、どのような前兆が現れているのでしょうか。ここでは、掃除機が壊れる前に見せる『前兆』を紹介するので、買い替えるタイミングの参考にしてください。

1.使っている途中で停止することがある

掃除機の電源を入れて床を掃除している際、電源を切っていないのに突然停止することはありませんか。このような現象が何度も起きている場合、近々壊れてしまう前兆の可能性が高いです。

これは、内部やコード部分が劣化により故障していることが原因で起こる現象です。頻繁に途中停止してしまう場合は、早めに次の掃除機を検討するべきでしょう。

2.電源が入らない時がある

そもそも掃除機を使おうと電源を入れても入らない、動かないという場合は、すでに掃除機の劣化が進んでいるため、故障している状態を言っても過言ではありません。

こちらも紹介したように、内部やコード部分に劣化が生じており、正常に動作していない可能性があります長年使っている場合や掃除機を使う頻度が高い場合は寿命によって劣化していることが考えられるので、新しい掃除機に買い替えてください。

3.吸引力が弱いと感じる

掃除機を使っていると「以前よりも吸引力が弱い」「きちんとゴミを吸えていない」と感じることはありませんか。吸引力が弱くなるという現象も、掃除機が壊れる前に見せることの多い異変の1つです。

まずはフィルター掃除やダストボックスに溜まってるゴミを取り除く、ヘッド部分に絡まったゴミを取り除くなどの基本的なお手入れを行い、再び掃除機を作動させてみましょう。お手入れしても吸引力が弱いと感じる場合は、寿命と割り切って買い替えを検討してください。

4.本体が異常なほど熱くなる

使っていると、本体から大きな異音が鳴り、触れてみると異常なほど熱を帯びていた…という経験はありませんか。掃除機は劣化していると本体に熱がこもってしまい、最悪の場合、使い続けていると発火する危険性もあります。

すでに寿命を迎えているサインなので、無理に使い続けることは避け、新しい掃除機に買い替えてください。

5.使っていると焦げたような臭いを感じる

使っている時に焦げ臭さを感じるという異常も危険です。こちらもすでに寿命を迎えており、掃除機全体が劣化している状態なので、本体に熱を帯びてしまい内部でショート現象が起こっている可能性が考えられます。

こちらも使い続けていると突然故障して使えなくなったり、発火したりする危険性があるため、早めに新しい掃除機に買い替えてください。

掃除機を長く使い続けるために必ずすべきお手入れ方法は?

掃除機を長く使い続けたいと考えている方は、定期的に以下のお手入れを怠らず行いましょう。

  • ゴミは溜めずになるべく毎回捨てる
  • 先端部分に絡まったゴミや髪の毛を毎回取り除く
  • フィルターを水と中性洗剤で洗い、陰干して乾かす
  • 月1〜2回を目安に掃除機のノズルに詰まったゴミを取り除く

基本的にダストカップ(ダストボックス)に溜まっているゴミは、毎回取り除いてください。また、ヘッドの吸引部分に絡まっている髪の毛やゴミも毎回、あるいは週に1〜2回を目安に取り除きましょう。

他にも月に1〜2回を目安にギルター掃除やノズル掃除を行うことで、掃除機本体に余計な負担をかけず、長く使い続けることができますよ!

  • 取扱説明書に従って掃除機を充電する
  • 衝撃を与えないよう丁寧に扱う
  • コードは黄色のテープが付いている箇所以上に伸ばさない

また、以上の3点も掃除機を使う際に意識しましょう。つい乱暴に扱ってしまい、壁などに掃除機を当ててしまう人がいますが、こうした扱い方は故障の原因になります。

掃除機は使い慣れている人が多いがゆえに、乱雑に扱う人が多く見られますが、精密に製造された家電であることを再認識しましょう。

掃除機が壊れる前兆が現れたら早めに買い替えを検討しよう

いかがでしたか。掃除機が壊れる前、あるいはすでに故障している状態の場合、前兆と言える買い替えサインが現れます。無理に使い続けていると、突然動かなくなったり発火したりする危険性もあるので、早めに買い替えを検討しましょう。

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