岡山市議 不動産平均1450万円 資産公開、預貯金は93万円

 4月の統一地方選で当選した政令指定都市・岡山市の市議の資産等報告書が10日、公開された。5年間、議会棟で閲覧できる。

 岡山市で4月の市議選で当選した46人のうち、該当項目がないとして提出がなかった2人を除いて報告書が公開された。

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 4月の岡山市議選で当選した46人の資産等報告書(うち2人は該当項目がなく提出なし)が10日、公開された。全議員の平均は不動産が1450万円、預貯金が93万円だった。

 不動産は和気健氏(自民党、北区)がトップの3億767万円で、大半が相続。則武宣弘氏(公明党、同)3868万円、松田隆之氏(自民党、同)3384万円が続いた。

 預貯金は鬼木のぞみ氏(みらいえ、同)が825万円で最多。次いで宮武博氏(自民党、南区)520万円、難波満津留氏(同、北区)445万円だった。

 有価証券は株式を中心に13人が保有。借入金は21人が報告した。

 任期が始まった5月1日時点のまとめ。報告書の公開は2009年の政令指定都市移行に伴い義務付けられた。5年間、市議会事務局で閲覧できる。

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