JR四国ら、プライベートファンド設立 M&A戦略推進等実施へ

日本プライベートエクイティ株式会社(以下、JPE)は10月3日、四国旅客鉄道株式会社(以下、JR四国)との共同による、「JR四国・リレーションシップ1号投資事業有限責任組合」設立を発表した。

同ファンドの目的は、JR四国の経営基盤強化と四国の地域経済発展に寄与することだ。JR四国が全額出資し、総額20億円で設立した。M&A;戦略の推進、新規事業の展開等、新しい価値とサービスの創造にチャレンジするという。

また、同ファンドの主な取り組みとしては、「M&A;(事業承継・事業再編・業界再編)」、「スタートアップ投資」、「資本提携」を行う。さらに、同ファンドでは、島外にも目を向け、ファンドという機能を最大限に生かして、JR四国グループを四国の”内”と”外”に広げていくと述べている。

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