来年の梅大使、女性6人決定 茨城・水戸の観光PR 「明るさ、笑顔でおもてなし」

来年の「水戸の梅大使」に選ばれた6人=水戸市内(水戸観光コンベンション協会提供)

茨城県水戸市の水戸観光コンベンション協会は9日、同市の観光PRを担う来年の「水戸の梅大使」の審査会を、同市五軒町のみと文化交流プラザで開き、6人を選んだ。12月に着付けや接客マナー、観光施設の勉強会などの研修会が開かれる。

来年の第62代梅大使に選ばれたのは、水戸市の西山ひかるさん(26)、城里町の山形光美さん(20)、笠間市の飯村心咲さん(19)、水戸市の山戸もえこさん(19)、東海村の榎沢光海さん(19)、日立市の柳田綾乃さん(22)。

協会によると、県内外から18~51歳の57人(うち県外6人、男性1人)が応募した。応募者は、応募動機や自己紹介、水戸市の観光の魅力についてアピールし、2次審査を経て選出された。衣装は、市内に店舗がある呉服店「京扇」の振り袖が用いられる。

西山さんは「水戸市のファンを1人でも多く増やせるよう、明るさと笑顔で観光客をおもてなししたい。グルメ、文化、歴史などを県外や海外にもアピールしたい」、山戸さんは「水戸の奥深い歴史に興味を持ってもらえるようにPRしていきたい」とそれぞれ抱負を語った。

© 株式会社茨城新聞社