障害児保育やアレルギー食支援… 市保育協議会が市に対策要望 「なり手不足も深刻化」/岡山・津山市

岡山県津山市の市保育協議会(会長・池上憲文二宮保育園長)はこのほど、民間保育園・こども園の運営安定に関する要望書を市に提出した。

要望内容は▽障害児保育補助事業の拡充▽乳児保育のニーズ減少への対応、年度途中入園の保育士確保に対する補助▽物価高騰による副食費への対応▽アレルギー食支援や食育活動など市独自の補助制度の維持─の4項目。

役員ら4人と市役所を訪れた池上会長が谷口圭三市長に手渡し「少子化が進む中で、なり手不足も深刻化している。しっかりと検討いただきたい」と述べた。

谷口市長は「財政状況に合わせて来年度の予算にできる限り反映させる。補助制度については維持できるよう努める」などと答えていた。

© 津山朝日新聞社