リモート勤務中、4人に1人が昼寝・居眠り〝常習犯〟か「勤務開始の連絡後に二度寝」「バレないよう工夫」

毎日を元気に過ごすためには、切っても切り離せない睡眠。小林製薬はこのほど、睡眠に悩みのある20~50代の働く女性500人を対象に「睡眠に関する調査」を実施。6割弱の人が、リモート勤務中の昼寝・居眠りを経験していることが分かった。

お昼ご飯を食べた後、睡魔に襲われる人も少なくないだろう。同社は「日中の眠気の有無」について調査。「日中に眠気を感じることはない」(6.4%)、「月に一日以下の頻度」(5.4%)の回答から、比較的眠気を感じていない人は全体の1割程度だった。対照的に「週に5~6日」(10.4%)、「3~4日」(20.8%)と週の半分以上で眠気を感じている割合が多く、約4人に1人が「毎日」(24.2%)日中に眠気を感じていることが明らかになった。

続けて「リモート勤務中の昼寝・居眠り経験」について聞いたところ、26.4%が「何度もある」と回答し、4人に1人が〝常習犯〟だった。「ある」も31.1%で、合算した6割近くの人が、勤務時間中の昼寝・居眠りを経験していることが明らかになった。担当者は「日中に眠気を感じている人が多いという結果とも密接にかかわっているといえます」とした。

回答者からは、リモート勤務中の昼寝・居眠りに関する”失敗、ごまかしエピソード”が多く寄せられた。「会議に遅れてしまいヨレヨレの服で参加した」(東京都・50歳)「リモート会議が終わっても、会議に入り続けていた」(東京都・49歳)「ビデオ会議で寝ているところが映っていた」(神奈川県・43歳)「居眠りしていたことがバレないように、ネットがつながらなくなったことにした」(静岡県・30歳)「勤務開始の連絡後に二度寝をしたり、会社からの連絡では起きていたかのように振る舞う」(埼玉県・38歳)。どうしても眠たい場合、休憩時間中に仮眠を取るのがいいかもしれない。

(よろず~ニュース調査班)

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