特養で入居女性(85)が死亡 浴槽で倒れているのを発見 職員が目を離した隙に溺れたか

10月10日、愛知県西尾市の特別養護老人ホームで、入居者の女性が浴槽で倒れているのが見つかり、その後死亡しました。

警察などによりますと、10日午後3時ごろ、西尾市吉良町の特別養護老人ホーム「幡豆福祉会レジデンス宮崎」の浴室の浴槽内で、入居者の石川美代子さん(85)が倒れているのを女性職員が見つけました。

石川さんは搬送先の病院で死亡し、病院が警察へ通報しました。

施設によりますと、石川さんは一人で風呂に入ることができず、当時は20代の女性職員が入浴を介助していたということです。

(レジデンス宮崎 橋本和則施設長)
「(石川さんは)『要介護5』、常に見守りをしないといけないという状態であったことは事実。きのうはちょっと調子いいから、お風呂から出てちょっと目を離したすきに、本人(女性職員)いわく30秒くらいの間に、こういうふうに(溺れていた状態に)なったであろう」

警察は11日に司法解剖を行って死因を調べる方針です。

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