レンジャーズが3連勝で地区シリーズ突破 オリオールズは敗退決定

地区シリーズ第3戦【オリオールズ1-7レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

舞台をグローブライフ・フィールドに移して行われたオリオールズ対レンジャーズの地区シリーズ第3戦は、2回までに6点をリードしたレンジャーズが7対1で勝利。リーグ最高勝率のオリオールズを3連勝で撃破し、2011年以来12年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。レンジャーズ先発のネイサン・イオバルディは7回5安打1失点の好投を見せ、勝利投手に。オリオールズ先発のディーン・クレーマーは2回途中7安打6失点で敗戦投手となった。

敵地で2連勝して地区シリーズ突破に王手をかけたレンジャーズは、1回裏にコリー・シーガーのソロ本塁打で先制。2回裏にシーガーが敬遠されて二死満塁になったあと、ミッチ・ガーバーに2点タイムリー二塁打、続くアドリス・ガルシアには3ラン本塁打が飛び出し、一挙5得点のビッグイニングを作ってオリオールズ先発のクレーマーをノックアウトした。

あとがないオリオールズは、5回表に二死2塁からガナー・ヘンダーソンのタイムリーでようやく1点を返したが、レンジャーズは6回裏にナサニエル・ロウがソロ本塁打を放ち、再び6点リードに。イオバルディが7イニングを5安打1失点に抑えたあと、8回表に2番手のアロルディス・チャップマンが二死満塁のピンチを招いたものの、3番手のホセ・レクラークが最後の4アウトを取って試合を締めくくり、3連勝となったレンジャーズのリーグ優勝決定シリーズ進出が決定した。

今季は1度もスイープされることなくレギュラーシーズンを乗り切ったオリオールズだが、地区シリーズでまさかのスイープ負け。ワイルドカード・シリーズから勝ち上がってきたレンジャーズの勢いを止めることができなかった。なお、ア・リーグ東地区のチームは、レイズとブルージェイズがワイルドカード・シリーズでともに2連敗で敗退。地区シリーズでオリオールズも3連敗を喫し、7戦全敗で全チームがプレーオフから姿を消した。

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