老人ホームに入所女性を殺害の疑い 元職員の男を逮捕  薬物を服用させたか【長野・塩尻市】

去年5月塩尻市の老人ホームの入居者の女性に薬物を飲ませて殺害した疑いで、警察は、元職員の男を逮捕しました。

殺人の疑いで逮捕されたのは下諏訪町の無職・望月大輔容疑者(40)です。警察によりますと去年5月、当時勤務していた塩尻市の老人ホームで入居者の前田裕子さん(当時77)に薬物を飲ませ殺害した疑いが持たれています。

望月容疑者は前田さんなどを介助する業務に従事していました。これまでに、老人ホームの関係者の女性に向精神薬が入ったドリンクを飲ませた傷害の罪などでも合わせて5回逮捕され、4回起訴されています。

このうち、殺害された前田さんの通帳を亡くなる以前に不正に使用した罪でも逮捕・起訴され、裁判が続いています

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