ホステス古江彩佳が3連覇に挑む “撤退”迫るイ・ボミ出場

ホステス大会3連覇を狙う古江彩佳※撮影は9月「日本女子オープン」(撮影/村上航)

◇国内女子◇富士通レディース 事前情報◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)

国内女子ツアーも今季残り7戦。1983年に始まった大会は13日(金)から3日間の日程で開催される。賞金総額1億円(優勝賞金1800万円)をかけて競い合う。前年大会最終日は富士通に所属するホステスプロの古江彩佳が通算16アンダーで逃げ切り、大会連覇を決めた。

米ツアーを主戦場とする古江は2週前「日本女子オープン」(8位)に続く国内ツアー参戦で、日本人では初となる同一大会3連覇、不動裕理に並ぶ大会最多4勝目(2019年のアマチュア優勝を含む)を狙う。

年間ポイントレース(メルセデスランキング)でトップを走る申ジエ(韓国)は不在。同2位の岩井明愛は優勝で生涯獲得賞金2億円を突破する。同3位の山下美夢有は単独2位以上で生涯獲得賞金5億円を超える。

今季限りでの日本ツアー撤退を表明しているイ・ボミ(韓国)も2週連続で参戦。次週「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」 (兵庫・マスターズGC) が“ラストマッチ”となるが、今季ここまで全6試合で予選落ちしているだけに結果を残したい。

予選ラウンドで古江は山下、櫻井心那と同組に。イは藤田さいき、富士通所属の柏原明日架とプレーする。

なお、今大会終了後のメルセデスランキング上位35人に日本開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」(11月2日開幕/茨城・太平洋クラブ美野里コース)への出場権が付与される。

<主な出場予定選手>
古江彩佳、青木瀬令奈、穴井詩、イ・ボミ、稲見萌寧、岩井明愛、岩井千怜、上田桃子、柏原明日架、神谷そら、菊地絵理香、小祝さくら、西郷真央、櫻井心那、菅沼菜々、不動裕理、森田遥、山下美夢有、吉田優利、吉本ひかる

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