阪急うめだの人気催事・英国フェア、紅茶を軸に名店が勢揃い

「阪急うめだ本店」(大阪市北区)の人気催事『英国フェア2023』が、10月11日より開幕した。

「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン」のスコーン(プレーン・357円)

英国にまつわるスイーツや紅茶、ファッションアイテムなどが一挙に集まる同催事。56回目を迎える今回のテーマは「紅茶をめぐる旅」となっており、現地の多彩な紅茶ブランドが約30店揃う。

1907年創業の老舗「リントンズ」の「紅茶商のミルクティー(ビスケット付き)」(440円)や、創業200年以上の歴史を持つ「ファーラーズ」の「デーツスライス」(594円)など、その場で紅茶やお菓子を味わえるお店も。

また、催事では、紅茶に欠かせない「スコーン」も目玉のひとつ。英国では「家庭ごとにスコーンの味がある」と言われるだけあり、ブランドごとに味わいが異なるという。

なかでも、老舗ラグジュアリーホテル「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン」のスコーンには、オープン直後から長蛇の列が。また、同店と週替わりで18日から登場する「ザ・ランガム・ロンドン」はロンドンのホテルで初めてアフタヌーンティーを出した名店で、こちらも注目だ。

大人気の催事なだけあり、開店するとどの店舗も大賑わい

コロナ禍には難しかった実演販売も復活しており、今回は20名以上が来日し、ガラス越しに華麗な手さばきを眺められるのも見どころだ。担当者は「今回は、紅茶だけではなく紅茶を楽しむ時間・空間も味わってほしいというテーマがあります。紅茶のお供である焼き菓子や、紅茶文化や紅茶の上手な淹れ方も紹介しているので、ぜひ見ていただければ」と呼びかけた。

同催事は10月11日から23日まで開催される(17日と最終日は夕方6時終了)。会場は、9階催場・祝祭広場・阪急うめだギャラリー・アートステージ。

取材・文・写真/つちだ四郎

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