10月10日は「テン」と「とお」の語呂合わせで「テントの日」です。静岡市の温泉施設ではこの日を記念して「テントサウナ」を体験できるイベントが行われました。静岡県内の魅力を集めたテントサウナということですが一体どんなサウナなのでしょうか。
【写真を見る】「ストレスがなくなってテンションが爆上がり」県産材で薪ストーブに深蒸し茶でロウリュウ “ととのう”「テントサウナ」はいかか?10月10日は「テントの日」
<滝澤悠希キャスター>
「静岡市葵区の天然温泉です。あちらが内風呂とになっていまして、こちらが入浴後の休憩スペースです。そしてきょうは外に出ますと、特設のサウナテントが設置されています」
静岡市葵区籠上の温泉施設「おふろcafe bijinyu」で開催されているのは、テントサウナです。テントサウナは薪ストーブを焚き、耐熱性のあるテントの中でサウナ状態を作り出すものです。
<利用者>
「ストレスがなくなって、テンションが爆上がりです」
電気やガスで熱する一般的なサウナに比べて、テントサウナは目の前で薪を燃やすため、間近で熱を感じられるのが特徴です。
さらに、テントサウナには、ほかと違う特徴があります。
<おふろcafe bijinyu 葉山英隆さん>
「手前が針葉樹で、奥が広葉樹ですね。針葉樹はマスギとか火着きがよい、広葉樹はナラとか火持ちがよい(特徴)。オクシズでとれた静岡県産材を使っています」
わたし、きょう初めてサウナテントに入ってみました。
<滝澤悠希キャスター>
「なんだかコテージのような雰囲気ですね。熱気がすごい。ほんのり薪の香りがするのもよいですね。自然の癒しです」
さらにサウナストーンに水をかけ、蒸気を立ち昇らせるロウリュウには、島田の深蒸し茶を使い、室内は最高120度にも達します。
<滝澤悠希キャスター>
「汗をただ流すだけでなく、香りからも幸せを感じられますね。徐々に香りが豊かになっている」
サウナ内の湿度や温度を上げることで発汗を促し、血行促進や美肌などに効果があるロウリュウ。お茶の香りがプラスすることでリラックス効果も期待できます。
サウナ後に入る水風呂も静岡産。地下から湧き出る安倍川の伏流水です。
<滝澤悠希キャスター>
「やっぱり安倍川の水だからか、肌に触れている感じも滑らかで心地よいですね」
賎機山の自然を見ながら「ととのう」ことができます。
<おふろcafe bijinyu 葉山英隆さん>
「静岡の自然を楽しみながら、テントサウナの魅力も伝わるようなイベントになったら良いなと思っております」
「テントサウナ」は10月14日にも開催されます。