タイアップ曲に連続抜てき!平均年齢21歳の4人組バンド「トンボコープ」 魅力的な楽曲を生み出し続ける秘密とは?

【ZIP!×entax】

日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の地上波未公開シーンをお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は9月26日(火)オンエア、エンタメ界のキラリと光る原石を紹介するコーナー『ハックツ!』から、いま10代を中心に大バズリ中の4人組ロックバンド『トンボコープ』への番組単独インタビューをピックアップ。

楽曲を聞いたファンからは「絶対売れる!」「好きすぎる」など好意的な声が相次いでいるトンボコープは、結成からわずか1年半で3曲のタイアップを獲得。人を惹きつける楽曲を彼らは一体どうやって生み出し続けているのか、そしてどんなアーティストなのか。『ZIP!』が取材した。

■バンド名に込めた思い 「この耳、とまれ」

東京発のロックバンド・トンボコープ。メンバーはボーカル&ギターの雪村りん(21)、ドラムの林龍之介(21)、ギターのそらサンダー(21)、ベースのでかそ(22)の4人。もともと高校時代に軽音楽部でバンドを組んでいた林、そらサンダー、でかその3人と雪村が出会ったことで結成。2022年4月5日に本格始動した。

そのきっかけを作ったのは、ベース担当のでかそ。「僕が好きな曲を作る2人を掛け合わせたら、“ヤバいこと”になるんじゃないかと。それで引き合わせた感じ」と、当時を振り返る。“2人”とは、林と雪村のこと。それぞれが持つ優れた作曲技術に、でかそがほれ込んだと言う。その話に乗っかるようにドラム担当の林は、「ドーム、アリーナを埋められるような伝説になろうって、4人で集まりました」と、自分たちの目標を改めてかみ締めた。

ちなみにバンド名の『トンボコープ』とは、虫の「トンボ」と組合などを表す英語「coop(コープ)」を組み合わせた造語。ボーカル&ギターの雪村が、この名前に込めた思いを明かした。

「トンボって“この指とまれ”って言うじゃないですか。僕たちの音楽もいろんな人の耳にとまって、みんなが寄ってきて欲しいなっていう思いで、『トンボコープ』という名前にしました」

■楽曲を生み出すパワーの源は「ふたりのソングライター」

トンボコープで曲作りを担当しているは林と雪村。この“ソングライター2人体制”は、彼らの強みと言える。バンド結成からわずか3ヶ月後の去年7月には「1ヶ月間、新曲を毎日TikTok上にて公開する」というチャレンジを行い、活動開始直後にも関わらずTikTok上だけで計6万再生を記録。その中から生まれた曲『過呼吸愛』は、三浦翔平主演のドラマ『やわ男とカタ子』のオープニングテーマに抜てきされた。

さらに林と雪村の作曲スタイルの違いも、彼らの武器になっている。林は弾き語りで曲を作り、雪村はパソコンソフトを使用する。出来上がった曲にも2人の特徴があらわれていると、でかそは語る。

「龍之介が作る曲は直情的で、感情がめっちゃ前に出てる。弾き語りで作ってるので、それだけで成立する。対してりん君の楽曲は“聞いてて面白い”というか、聞いてる人の“こういうのを聞きたい”っていう思いに対して、そこに向けて曲を提供する力がめっちゃ高いと思う」

そんなトンボコープのことを林は、「バンドは1つだけど、馬力は2つみたいな」と表現。ギター担当のそらサンダーも、「(これから)めちゃくちゃ売れるんで!(笑) 皆さんについてきて欲しいですね。よろしくお願いします」と笑顔を見せ、インタビューを締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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