不正薬物や拳銃などの密輸の取締りを強化しようと、JR千葉駅前でけさ、街頭キャンペーンが行われ、税関職員らが情報提供などを呼びかけました。
あさの通勤、通学時間帯に行われたキャンペーンは、輸出入の申告など貿易での手続きを行う通関業者の団体が行ったもので、横浜税関千葉税関支署の職員も参加しました。
キャンペーンでは、麻薬や拳銃に関する情報提供の電話番号が記載されたメモ帳とボールペン800部が用意され、職員らはグッズを配りながら「密輸撲滅にご協力ください」と呼びかけました。
横浜税関によりますと、ここ数年、若年層がSNSの闇バイトを利用して海外から不正薬物を持ち込む「運び屋」として、密輸に加担するケースが見られるということです。
このため、キャンペーンでも、職員らは若い人たちに積極的に声をかけていました。
横浜税関千葉税関支署 橋本信仁 支署長
「快く(グッズを)受け取っていただいて関心の深さがうかがえて、千葉県民の意識の高まりを感じ取れた。麻薬等の密輸は非常に重罪なので絶対に手を出さないようにお願いしたい」