落語家が笑いを交えて特殊詐欺への注意を呼び掛け 全国地域安全運動宮城県大会

犯罪の無い安全な地域をつくろうとする全国地域安全運動の開始に合わせて、仙台市太白区で宮城県大会が開催されました。落語家が特殊詐欺への注意など笑いを交えながら防犯を呼び掛けました。

10日の大会には、県警本部長や地域の防犯ボランティアなど約400人が参加しました。

落語家の桂三若さんが記念口演し、笑いを交えながら特殊詐欺への注意を呼び掛けました。

桂三若「周りに相談できる人がいると防げる可能性が高くなる。相談できる人を見つけるためには、なるべく人の集まる場所に顔を出すということです」

宮城県警によりますと、2023年の特殊詐欺の被害額は、8月末時点で約5億600万円に上り、2022年1年間の被害額を8カ月間で上回ったということです。

県警生活安全企画課及川佳明犯罪抑止指導官「特殊詐欺が非常に増加傾向にあります。1人で考えず、必ず周りの方に相談をしてください」

全国地域安全運動は、20日までです。

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