9人のシェフが腕を振るう 松本城の本丸庭園でディナーイベント開催へ【長野・松本市】

信州の食文化を発信しようと松本城の本丸庭園で来週ディナーイベントが開かれることになりました。9人のシェフが腕をふるい、信州の食材を生かした料理を楽しむことができます。

「デリシャス・ジャーニーズ・イン松本」は松本市に本社を置く扉ホールディングスが主催し、観光庁の「観光再始動事業」の一環として来週16日と17日の2日間開催されます。
世界的な高級ホテル・レストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」と協力。
9人のシェフが信州産の食材を使い、和食やフランス料理を交えて10品を提供します。

■扉ホールディングス・斉藤忠政 社長
「信州は南北に212キロの距離があり、北は北海道、南は九州までの気候が全て入っている。その食材を生産者とともに価値のあるものとして発信していきたいと考えている。」

信州の伝統野菜や発酵食品のほか、日本酒やワインが楽しめるディナーで参加料金は1人10万円。定員は1日40人の合計80人で、すでに予約でいっぱいだということです。今回のイベントで市に支払う会場費の一部は松本城の維持・修復費用として活用されます。

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