【インドネシア アヤム紀行】スラバヤ Soto Ayam Ambengan

コヤって何だ?

ソト・アヤムはインドネシア料理の定番。地方によって特徴があるが、特に有名なのは、スラバヤ発の「ソト・アンベンガン」。「アンベンガン」はスラバヤにある通りの名前だ。

ソト・アンベンガンはウコンをたっぷり使うので、濃い黄色をしている。ほかの地方のソトに比べて具だくさんなのも特徴で、ソト・アンベンガンの有名店「パッ・サディ」だと、ビーフン、ゆで卵、鶏肉、ハツ、砂肝、皮、卵巣の「全部入り」。

もう一つ、欠かせないのが「コヤ」。東ジャワのソトのみ、これを使う。エビ粉に、削ったココナッツやニンニクを混ぜた物で、スープのうまみが増す。すでに振りかけてあるが、足りなければ、テーブルに置いてあるコヤを好きなだけかけることができる。「パッ・サディ」では、コヤに使うエビ粉をスラバヤから取り寄せているという力の入れようだ。

Soto Ayam Ambengan Pak Sadi
スラバヤのアンベンガン通りで1970年に創業。ジャカルタにも10店余り出店している。ソトのほか、ルジャック・チングル(rujak cingur)などの東ジャワ料理も食べられる。
Jl. Wolter Monginsidi No.28/Tel: +62(0)21-7279-3057、7279-5936/8:00-21:30/イドゥル・フィトリ休み/支店: Plaza Festival; Ruko Grand Bintaro; Senayan City; Plaza Indonesia ; Grand Indonesia; fX Sudirman他。
ソト・アヤム・アンベンガン。5万5000ルピア

ソト・アヤム=鶏、ビーフンなどの入ったスープ。辛くなく、さっぱりした味で、スダチを搾ってさらにさっぱりさせて食べる。

主な香辛料=ウコン、レモングラス、コブミカンの葉、ガランガル、ショウガ、クミリ、赤小玉ネギ、ニンニク、コショウ、コリアンダーシード、コヤ(エビ粉、ニンニク)

辛さレベル(0〜5)=0

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