バカリズム脚本×菊地凛子主演「侵入者たちの晩餐」が新春放送!「ブラッシュアップライフ」チームがおくるサスペンス

日本テレビ系で今年1月期に放送された連続ドラマ「ブラッシュアップライフ(英語タイトル:Rebooting)」が、「第5回 アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」に脚本部門でノミネートされ、10月8日に韓国・釜山で開催された授賞式に、脚本を手掛けたバカリズムが出席。さらに、日本テレビ系では2024年新春に、脚本・バカリズムで「ブラッシュアップライフ」制作チームがおくる新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」(日時未定)がオンエアされることも発表された。

「ブラッシュアップライフ」は、安藤サクラが演じるヒロイン・近藤麻美が人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。これまでに「ContentAsia Awards 2023」(3部門)、「第39回ATP 賞テレビグランプリ」(総務大臣賞&優秀賞)を受賞するなど、国内外で高く評価されてきた。

「アジアコンテンツ&グローバル OTT アワード」は、2019年に釜山国際映画祭とアジアコンテンツフィルムマーケットに併設して開設された賞で、アジア全域で過去1年間に制作されたテレビ、OTT(動画配信サービス)、オンラインコンテンツを対象に、優れた作品や俳優に贈られる。

授賞式会場に集まった大勢の観客の拍手を浴び、はにかみながらレッドカーペットを歩いたバカリズム。惜しくも受賞は逃したものの、「ノミネートして釜山まで呼んでいただけたことが本当にありがたいです。世界の方々にも見ていただけたのが何よりうれしいです。たくさんの方から“『ブラッシュアップライフ』見たよ!”と声をかけていただいて、反響を感じます」と感謝の言葉を口にした。

そして、2024年新春に放送される「侵入者たちの晩餐」には、菊地凛子を主演に迎える。2004年に映画「バベル」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、今年の上海国際映画祭でも「658km、陽子の旅」で最優秀女優賞を獲得した世界的女優が、バカリズムとサスペンスドラマで初タッグを組む。

バカリズムは「(菊地凛子さんに)決まったんですね(笑)。やってくださるんですねっていう感じですよね。非常にグローバルな女優さんなので、顔に泥を濡れないですよね。恥かかせられないというか、結構気合入れて書かないと」と、菊地が主演に決まったことを喜びつつ、脚本については「(サスペンスの構想は)『ブラッシュアップライフ』が終わってからぼちぼち話し始めてたんで、何回か打ち合わせを重ねながら、出来上がってきた感じですかね。できるもんですね。今はほぼほぼ初稿を書き上げたぐらいですかね。一応ざっくりとサスペンスなんですけども…入り口はサスペンスです。一応サスペンスのつもりでは書いてますけど、ちょっとどうなるかまだ分かんないですね。あとはもうキャストの皆さんが100倍面白くしてくださるのでね。バトンタッチするだけです」と、まだ執筆中であることを報告。

一方、菊地は「バカリズムさんに呼ばれる役者人生があったのかと、ただただ喜びでいっぱいいっぱいでした。私でいいですか? いや、いいからオファーしてくれたんじゃん? そっか、よしよし!! ん? でも、大丈夫か? いや! 大丈夫だ!! きっと!!! そんな気持ちです! すてきなスタッフの皆さん、豪華なキャストの皆さんの懐をお借りしつつ、やらせていただきたいと思います。どうかぜひ、応援していただきたいです。そして、お正月ののんびりした時間の中でご覧いただけましたら、これ以上にうれしいことはありません」と撮影を心待ちにしている。

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