書やぬいぐるみ 多彩な95点並ぶ 倉敷LC、健全育成へ慈善展

岡山ゆかりの作家らによる多彩な作品が並ぶ秀作展

 第41回青少年健全育成チャリティ倉敷現代工芸秀作展(倉敷ライオンズクラブ主催)が11日、倉敷市本町のギャラリー十露で始まった。15日まで。

 岡山ゆかりの画家や陶芸、ガラス作家ら53人が95点を出品。陶芸家の児島塊太郎さん=総社市=が手がけた重厚な鉢、書家の高木聖雨さん=同市出身=の力強い筆致の書をはじめ、イ草を使った和風じゅうたん・倉敷緞通(だんつう)やテディベアのぬいぐるみもある。

 作品は入札方式で販売し、来場者は気に入った品の価格を紙に書いて箱に投じる。収益は地元小学生100人を招いて12月に市内で開く「ファジアーノ岡山サッカースクール」の費用に充てる。

 河田育康会長は「作家の善意で多くの作品が集まった。気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかけている。

 午前10時~午後6時(最終日は同5時まで)。

© 株式会社山陽新聞社