仕切りなしのおむつ交換「性的虐待」と認定 特養ホームで入所高齢者をロビーで生活させる

「性的虐待」と認定です。

不適切な介護が明らかになった特別養護老人ホームにつき、運営元の愛知県豊橋市が見解を示しました。

豊橋市が運営する特別養護老人ホーム「つつじ荘」では2023年8月にエアコンが故障し、入所していた74歳から101歳の4人のベッドを冷房が効くロビーに出し、約3週間生活させていました。

職員への聞き取りで、この間はパーティションを置かずに、おむつを交換していたことがわかり、市はこれを性的虐待と認定しました。

つつじ荘では2022年7月にもエアコンが故障し、入所者6人をロビーで生活させた際にもパーティションを置かずにおむつを交換していて、市はこれも性的虐待と認定、このほかにも不適切な介護が新たに分かり、引き続き調査しています。

市はつつじ荘に対し1か月以内に改善計画書を提出するよう求めています。

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