自民党・塩崎彰久衆院議員登場!政務官から見た内閣改造のポイントは?解散の可能性どう見てる?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年10月10日に公開された動画ではゲストに自民党衆院議員の塩崎彰久氏をお招きし、内閣改造のポイントや次期衆院選について語っていただきました。

若手政務官は改造内閣をどう見る?

【このトピックのポイント】
・改造内閣はフレッシュさを出しつつベテランを揃えた「よく考え抜かれた布陣」
・1期目での政務官就任は岸田総理が進める若返りの一環
・前回の衆院選と次期衆院選は勝手の違う選挙に

塩崎氏のプロフィールは以下の通りです。

弁護士として19年間活動してきた塩崎氏。2017年には自動車リコールの案件などを担当したことが評価されコンプライアンス部門のアジア年間最優秀弁護士を受賞しています。

2021年の衆院選で愛媛1区から出馬し初当選。今年9月の内閣改造で1期目にして厚生労働大臣政務官に就任しました。

MC乙武洋匡とは旧知の中で「あきくん」「おとちゃん」と呼び合っているようです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして塩崎氏に回答していただきました。

内閣の一員に聞く「内閣改造のポイント」は?

9月13日に発足した第2次岸田再改造内閣について、塩崎氏は「バランスが取れているなという感じ」と評価します。

具体的には過去最多タイとなる5人の女性を起用しつつ、それぞれの分野で経験を積んだ人材を選んでいる点に言及。

さらに財務大臣、経済産業大臣など骨格と言われるようなポストは留任している点などを挙げ「よく考え抜かれた布陣」「フレッシュだけれどもベテラン」とコメントしました。

MC乙武が注目ポイントとして外務大臣の上川陽子氏を挙げると、塩崎氏もそれに同意。昨今のイスラエル情勢の悪化など、複雑化する国際社会の状況を踏まえ「上川さん結構やるんじゃないかなと思ってまして」と期待を寄せました。

その言葉の背景には、塩崎氏が党改革実行本部で上川氏のそばにいて活動していた時の経験があるとのこと。

塩崎氏「ここぞというときの判断力、胆力がすごいですね」

過去にはオウム真理教の死刑囚13人の死刑執行命令書に署名したことでも知られる上川氏。その決断力を外務大臣として発揮することが期待されています。

また、今回の内閣改造では塩崎氏も1期目ながら厚労省政務官として起用されています。

MC乙武が「早くないですか?」と問うと、昨年から塩崎氏以外にも1期目が起用されているケースはいくつもあるとのこと。塩崎氏は岸田総理が総裁選で掲げた世代交代の1つではないかとコメントしました。

政務官就任初日には早速想定問答が配布され、これまでとの仕事の違いを感じたと塩崎氏。インターネット番組などで、これまでのように個人の見解を口にしづらくなった点にも言及しました。

MC乙武「よく今日出ましたね」

塩崎氏「本当に!なんで受けちゃったんだろう」

塩崎氏が注目大臣として挙げたのは自身の上司に当たる厚労大臣の武見敬三氏。日本医師会のドンと呼ばれた武見太郎氏を父に持ち、自身は国際政治学者としてテレビ番組などの出演経験も豊富です。

その経歴ゆえに、答弁なども自分の言葉でズバッと表現するところがあるとのこと。塩崎氏は「じわじわ人気が出てくるのでは」とコメントしました。

一方で医師会とのつながりの深さから「改革しづらい人事」との指摘もあります。その点について塩崎氏は武見氏の就任会見でのコメントに言及しつつ「誰がやっても難しいテーマ。武見流でズバッと分かりやすくやっていただけるんじゃないかな」とコメントしました。

MC乙武「その改革を政務官として支えていくことになるわけですね」

自民党議員に聞く「もし解散したら…」?

2023年6月は猛烈な解散風が吹きつけましたが、結局解散には至らず。9月に再度吹いたものの、現時点で年内の解散は難しい状況とされています。

MC乙武「6月の時は塩崎さんご自身は何割ぐらいあるなと思ってたんですか?」

塩崎氏「半分よりちょっと高いぐらいかなと思ってましたね」

同期の間では「選挙事務所押さえた?」「ポスターの写真撮った?」といった会話が飛び交っていたそうです。

今後解散となれば塩崎氏にとっては2回目の選挙になります。「これをやればいいというのは見えてきている?」とMC乙武が問うと塩崎氏は「まったくないです」と否定します。

前回の選挙は無我夢中で戦略的に進めることができなかったとのこと。さらに、前回は任期満了が近く準備期間があったのに対し、急な解散となれは短期決戦になり、準備する内容もまったく違うものになります。

また、次期衆院選では区割り変更が行われ新しい地域への対応も必要に。そういった点から、国会議員としては前回とは勝手の違う選挙になりそうです。

最後に、政務官になったばかりというスタンスでの解散時期について問うと、塩崎氏はあまり気にしていない様子。

解散後の人事で選んだばかりの大臣や政務官を総入れ替えするとは限らないとし、「そこはタイミング次第だと思います」とコメントしました。

動画本編はこちら!

6月の解散風どう見てた?1期目議員の会話とは?

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