ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会を終えた日本代表は11日、成田空港に帰国した。2019年日本大会に続くベスト8進出はならず、記者会見した姫野和樹主将(トヨタ)は「(望んだ)結果を残せず、悔しい思いをした。もっと日本代表を強くしたいという思いが強い」と決意を新たにした。
退任するジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「選手たちを誇りに思う。戻ってこられるなら戻ってきたい。日本は第二の故郷」と感慨を込めた。流大(東京SG)は代表からの引退を改めて表明し「幼いころからこの舞台(W杯)で頑張るために努力を続けてきた。いろんな方に支えてもらってここまで来られた」とすがすがしい笑顔で話した。
空港では日本のジャージーを着たファンらに出迎えられ「お疲れさま」などと声がかかった。羽田空港にはリーチ・マイケル(BL東京)や稲垣啓太(埼玉)らが帰国した。
日本は1次リーグD組で2勝2敗の3位で敗退。各組3位以内に与えられる次回27年オーストラリア大会の出場権は獲得した。